のんびり卒研プレイヤーから学会発表マンに転生した件
※この記事は苫小牧高専アドベントカレンダー2020 8日目の記事です。
ことみん (@Kotomi1338) | Twitter 誘ってくれてありがとう。
はじめに
ご無沙汰しております。初見の方は初めまして。こらそんです。
私のことを知らない方もいると思うので、簡単に自己紹介を。
- ハンドルネーム : こらそん
- 年齢:20歳
- 出身地 : 北海道苫小牧市
- 部活 : 現在は無所属(元ソフトウェアテクノロジー部、元ポピュラーソング部)
- 出身学科 : 創造工学科 情報科学・工学系(幻の1期生です)
- 趣味 : 最近はうたプリのオタ活をしています。iPhoneを買い換えたのでぬい写を撮りまくっています
ここでは、今年1年間で一番力を入れた卒研と学会発表について少し語ろうかと思います。
卒業研究
ご存知だと思いますが、本科5年では卒業研究というものに取り組みます。
4月中旬ごろ、本科4年次の成績を元に研究室に配属されます。
配属されたら、早速担当教員とテーマ決めです。
自分の興味ある分野と関わりのあることをテーマにできればいいかな〜という感じで大まかなテーマを決めました。
実は、私の研究室は私以外に配属された学生がおらず、担当教員からマンツーマンで指導を受けることができるというリッチな状況になったのでした。
リモートでの卒研
感染防止のために初めの半年くらいはほぼリモートで作業をしていました。(今もまたリモートで作業しています)
作業は家でも特に問題なくできました。slackで連絡をとり、定期的にZOOMで進捗会議をしていたので、大きな遅れも出ませんでした。
実際リモートで作業した感想として、
メリット
- 人混みを避けられる
- 登校するための時間を睡眠と作業に回せる
- 朝犬の散歩に行ける
- 化粧しなくて良い
- 寒くない
- コタツでゆっくり作業できる
- 家でご飯を食べられる
- 具合悪い日も家でぬくぬくしながら作業できる
- 精神的に楽
デメリット
- 100%の稼働率で作業できない(集中しにくい)
- お菓子を食べすぎる
- 作業用ディスプレイがない
といったことを感じました。
元々人が多いところが苦手だったり人と話すことがあまり得意ではないので、リモートで作業することで精神の磨耗を避けることができています。
学会発表
そんなこんなで比較的真面目に卒研に取り組んでいたところ、出れそうだよねということで学会に出ることになりました。
情報処理北海道シンポジウム2020に出ることに決定し、早速今までの進捗をまとめ、論文を書くことになりました。
論文執筆と、調査を諸々行うために登校し朝から夕方までビッチリ作業をしました。
論文執筆
一番苦労したと思います。本科で書いてきたレポートのように適当に書けませんでした。(本来適当に書いてはいけないのですが)
夏季休業中から執筆を始めていたのですが、全く筆が乗らず後々苦労しました。
今までやってきたことを全て詳細に書き出す、という作業を通して、その時は理解しているようでも、後になってから理解していないことが浮き彫りになる作業でした。
毎日教員室でコーヒーを飲みながら、座敷牢状態で論文を書いていました...。
今となっては、卒論の下地ができたのでやってよかったと思います。
発表練習
今まで授業や部活などで幾度かスライドを作成し、プレゼンする機会は多かったので簡単に考えていました。
しかし、適当にやっても、人に理解してもらえるプレゼンはできないものだということがわかりました。
結局3週間以上かけて発表練習とスライドの直しを重ね、最終的には筋の通った自信のあるプレゼンができました。
学会発表本番
苫小牧高専はもちろん、それ以外にも、道内の他大学(院)・高専(専攻科)の方々の発表を聞くことができる貴重な機会でした。特に、質疑応答は一番タメになりました。大変興味深い研究も数多くあり、進学して研究するのもよかったのかもしれないな..と感じました。
質疑応答ではただ単に知りたいことだけではなく、学生の理解度を測っているという話も伺いました。
自分の発表は緊張して、予定の発表時間より1分も巻いてしまいました。心拍数が異常に上がっていたのもあるかもしれません。
緊張すると走るという知見を得ることができましたが...。
卒研発表で気をつけられれば良いかな!(超ポジティブ)
学会発表終了後
本来であれば、担当してくださった先生と共著者と打ち上げに行きたいところでしたが、この状況のためできませんでした。残念です。
発表が終わったので質疑応答や発表時間など反省会をして、私の学会発表は終わりました。
もちろん、学会発表が終わっても卒研は続くので、今後の方針を改めて見直し卒論執筆に向けてエンジンを再始動しました。
おわりに
学会発表という、本科5年では珍しい経験をさせていただき自分に少し自信がつきました。
学会発表と聞くとお堅いつまらないイメージがあったのですが、実際に参加してみたところ、興味深いことを研究テーマにして取り組む方のお話や、自分の研究に対して有識者からの意見をいただくことができる大変良い機会となりました。
是非、皆さんも機会があればチャレンジしてみると良いと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
明日は、chiharuさんの記事です。お楽しみに!